SHISEIDO、グローバルサステナブルプロジェクト「SBAS」を始動

粧業日報 2020年11月10日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 新しいレフィルサービス「アルティミューン ファウンテン」をスタート
SHISEIDO、グローバルサステナブルプロジェクト「SBAS」を始動
 資生堂が世界88の国と地域で展開しているブランド「SHISEIDO」は、サステナブルな活動や製品開発を通じて、ビューティーカンパニーならではの社会価値を創造するグローバルプロジェクト「Sustainable Beauty Actions(SBAS、サステナブル・ビューティー・アクションズ)」を始動する。

 SBASは、「SHISEIDO」が提唱するサステナビリティの考え方である「MOTTAINAI(リサイクルやリユース)」「HARMONY(社会や環境との調和)」「EMPATHY(共鳴)」という3つの柱で構成されており、サステナブルでより美しい世界を実現するための具体的なアクションをそれぞれの柱に沿って実行していく。



 プロジェクトの第1弾として、11月1日よりブランド初の旗艦店「SHISEIDO Global Flagship Store」にて、世界で初めてカネカ生分解性ポリマーPHBHを化粧品容器に採用した「アクアジェル リップパレット」(4g5色入り2800円)を、店舗・数量限定で販売を開始している。



 さらに、11月19日より同店舗にて、顧客が持参した美容液のボトルにレフィルを詰め替える新サービス「アルティミューン ファウンテン」を開始する。

 このサービスは、資生堂が100年以上にわたり培ってきた皮ふ科学研究とマテリアルサイエンスの知見を活かし、5Rs(Respect・Reduce・Reuse・Recycle・Replace)の視点で、2025年までに100%サステナブルな容器包装を目指し、環境影響を最小限に抑える活動の1つとして展開していく。

 SBASプロジェクトでは、生活者の声を真摯に受け止めるため、コミュニケーションの場として新たに特設サイトを立ち上げた。

 特設サイトでは、サステナブルビューティーについての考え方を共有し、より美しい世界の実現のために何ができるのかを話し合うオンラインコミュニティを形成する。

 「#ShiseidoSBAS」を使用した生活者との対話を通じ、社会とともにより良い世界へ変えていくための活動を推進していく。

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