コスメシューティカル、頭皮ケアに着目したヘアエッセンスが好評

週刊粧業 2021年8月2日号 7ページ

カンタンに言うと

  • 根拠に基づく有効成分や提案が奏功
コスメシューティカル、頭皮ケアに着目したヘアエッセンスが好評
 ヒト幹細胞培養液を使った自社製品の開発を手掛けるコスメシューティカルのナショナルブランド「アクティバ―ト」が展開するヘアエッセンス「SCスカルプローション」が高い支持を得ている。

 美容室等の施術メニューに取り入れられており、頭皮や毛髪のトラブルを身近な場所でケアできるという認知を広げ、客単価向上に貢献する。

 近年は頭皮や毛髪悩みを抱える人が増加し、頭皮ケアの関心が高まる。頭皮状態は自身で確認できないため、施術によるケア需要も多いという。

 こうした中、頭皮ケアに着目した「SCスカルプローション」が注目を集める。

 皮フのコンディショニング成分として「ヒト幹細胞培養液」を配合した同品は、リポソーム化製剤と通常製剤が頭皮表面と角質層の双方にアプローチし、正常なヘアサイクルへ整える。

 さらに、肌のバリア機能をサポートする「ナイアシンアミド」や、角質をやわらかくし頭皮のコンディションを整備する「サリチル酸」など6つの有効成分を配合。血流や毛根をサポートし、健やかな頭皮へと導く。

 美容室では、マイクロスコープによる頭皮チェックの併用も推奨する。頭皮の可視化で根本原因を明確にし、根拠ある提案が叶っている。

 このほか、「SCスカルプローション」の効果を最大化する周辺アイテムも揃え、3ステップでの施術を提案している。

 まず「ピュリファイングクレイマスク」により頭皮の汗や皮脂・毛穴にたまった汚れを落とし、頭皮を保湿。続いて「ジェントルクレンジングウォーター」が、カラーやパーマでアルカリへ傾いたpH値を弱酸性に導き、健やかな頭皮バランスに整える。この状態で「SCスカルプローション」を塗布し、有効成分の浸透性を向上。高い効果実感が得られるという。

 「ヒト幹細胞培養液などエビデンスに基づく成分と頭皮状態の可視化により、お客様に納得して使用いただけている。この施術を目的に美容室へ通う方も増え、美容室の活性化にもつながったと自負している」(ゼネラルマネージャー 松岡悟史氏)

 販路は、美容室やエステサロンに加え、百貨店にポップアップストアを出店。さら根拠に基づくアプローチが評価され、最近は鍼灸院等での取り扱いも増えているという。

 頭皮ケアへのニーズがますます高まる今後、同社は即効性を訴求した商品や悩みの根本原因にアプローチする商品など、ラインナップの拡充も構想する。

 アクティブ(アクティブ原料)とアート(オリジナルメソッド)を掛け合わせたブランド名の通り、頭皮に悩む人々の期待に応え、よりアクティブなマインドの実現に貢献していく。
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