ビタミンC60バイオリサーチ、植物由来フラーレンをアピール

週刊粧業 2022年1月1日号 72ページ

カンタンに言うと

  • SDGsへの貢献度が高く機能性にも優れている点をアピール
ビタミンC60バイオリサーチ、植物由来フラーレンをアピール
 フラーレン化粧品原料の製造販売に加えて輸入原料も手がけるビタミンC60バイオリサーチは、「第12回化粧品開発展(東京)」において、FSC認証を取得した森林から採取した木を原料とし、再生可能エネルギーである水力発電を利用して持続可能な製品開発を実現した、SDGsへの貢献度が高い「植物由来フラーレン」をアピールする。

 地球環境の保全に少しでも貢献したいとの思いから同社が開発した植物由来フラーレンは、SDGsで掲げる目標の中で7・12・13・15・17の5つに貢献する(図参照)。

 植物由来フラーレンの中でも、ハラール認証を取得した水溶性植物由来フラーレン「ラジカルスポンジN」は、10番目(人や国の不平等をなくそう)の目標に合致する原料として提案する。

 「この原料はSDGsが掲げる17の目標のうち、何番に対応しているのかといったようなSDGsに関する具体的な問い合わせが増えてきており、製法からサステナビリティや環境に配慮した植物由来フラーレンに注目が高まっている。機能面では、浸透型リポソーム化用原料の『モイストフラーレンN』とレチノールを組み合わせ、ヒアルロン酸産生促進効果が認められたほか、併用による効果だけでなく、フラーレン単体でもヒアルロン酸量を増加することが明らかとなり、ブースではこうした最新の研究成果を発表する」(林源太郎社長)

 輸入原料では、着実に引き合いが高まっているAE Chemie社(アメリカ)の100%天然由来オイル「Bikira Oil」と、同オイルを出発原料としてAE Chemie社の独自技術によって100%天然由来を実現した派生品(界面活性剤=AECOSOFT/乳化剤=Emulsipure/洗浄成分=AECOSOLV)などを提案する。

 1月12日(水)14時30分から開催されるセミナーでは、「最新のクリーンビューティー原料のご紹介」をテーマに、植物由来フラーレンを中心に植物由来の活性剤や乳化剤などを取り揃えたAE Chemie社の原料等を紹介する。

 「今後は、フラーレンにさらに磨きをかけることに加え、特長ある新たな独自原料を開発し、フラーレンに次ぐ第2、第3の柱を構築していきたい」(林社長)
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