ドラッグストアアンケート2022、購買活動の定着化が要

週刊粧業 2022年10月17日号 28ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍も成長を続ける
  • 最大のライバルはドラッグストア、ディスカウントストアが上位に
  • 注力商材のトップはスキンケア、コロナ禍でボディケアも上位に
ドラッグストアアンケート2022、購買活動の定着化が要
 ドラッグストア業界はコロナ禍も好調に推移し、存在意義はますます高まっている。各社はアプリをはじめとしたデジタルの取り組みを推進しており、顧客との接点の拡大にも注力している。

 〔1〕「現在の立地と今後の重点立地」では「都市部」に注力しつつも、主要な出店立地として「郊外」を重点立地とする考えが定着している。

 コロナ禍による外出自粛やテレワークの浸透、訪日外国人の激減にともなうインバウンド需要の消滅により、インバウンド向けの免税品や化粧品販売に力を入れる都市型店舗は大きな影響を受けることとなった。郊外に多く店舗を構え、食品や調剤に強みを持つ企業はコロナ禍においても好調で、都市型と郊外型で明暗が分かれた。

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