2023年春 訪販化粧品の最新動向、対面販売活動の再開へ

週刊粧業 2023年3月27日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 昨秋から増客進み業績回復、基調今年はリアルでの接点強化へ
  • 情報発信はデジタル活用が定着、教育面ではリアル重視の考えも
2023年春 訪販化粧品の最新動向、対面販売活動の再開へ
 訪販化粧品各社は、コロナ禍の行動制限の緩和を受け、対面での活動強化に向けて本格的に動き出している。今月13日にはマスク着用が緩和され、5月8日には感染症法上の位置づけが2類から5類に変更される。

 訪販各社は、新規顧客の獲得に向けて、強みとしてきたサロン活動や集客向けのイベント開催などの取り組み意欲を高めている。

 また、推進してきたデジタル施策については各社、研修・教育のオンライン化や情報発信力の強化、顧客接点の拡大などで取り組み成果を得ており、リアルとオンラインを融合させた新しい活動スタイルも見出している。

昨秋から増客進み業績回復、
基調今年はリアルでの接点強化へ

 昨年は行動制限が大幅に緩和されたものの、年始からのコロナ第6波、夏ごろの第7波の影響で、顧客宅への訪問活動やイベント開催などリアル形式の活動をできない期間が生じ、業界の全体感として厳しい1年となった。推進するデジタル施策も、顧客とのつながりを維持できる一方、オンライン上ではプラス1品の提案が難しいなど顧客深耕の面で課題感も見られ始めていた。

 そうした状況にあって、第7波の落ち着きが見え始めた昨秋以降、訪販各社はリアルでの活動再強化を進めている。業界大手の動向を見ていくと、早くも増客につながっており、23年もリアル接点での活動を強化する方針を打ち立てている。

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