アップサイクルコスメ 原料・OEM編、地域と連携した取り組みが加速

週刊粧業 2023年4月3日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 機能性の追求とともに地域産業の活性化も推進
  • 容器業界にもアップサイクルが浸透、抽出方法や非可食植物にも注目
アップサイクルコスメ 原料・OEM編、地域と連携した取り組みが加速
 製造過程で生まれた副産物や、本来であれば捨てられていた廃棄物に手を加えて、より価値の高い製品に変換する「アップサイクル」が盛んに行われている。化粧品業界のほか、食品業界、アパレル業界など広く取り組まれており、化粧品サプライヤー各社もアップサイクル原料の提案を強化している。

 地元企業や地方自治体と連携した形での原料開発など、アップサイクルと地方創生と絡めた取り組みもみられる。今特集では、原料・OEMのサプライヤー企業5社が送り出す最新の「アップサイクルコスメ」を紹介する。

機能性の追求とともに
地域産業の活性化も推進

 TPCマーケティングリサーチでは、2022年の化粧品素材市場について、前年度比3.4%増の1686億円を見込んでいる。2021年と比較してもコロナ禍の影響はより一層落ち着きをみせており、化粧品需要が回復傾向にある。

 化粧品原料メーカーでは、SDGsやサスティナビリティに重点を置いた開発が進められており、新規素材の市場導入が積極的に行われていくものとみられる。特に、アップサイクルを謳った植物・残渣物由来成分が注目されている。

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