岩瀬コスファ、「花束」をテーマに幅広い原料を紹介

週刊粧業 2023年5月15日号 18ページ

カンタンに言うと

  • トレンドに合わせた処方提案にも注目
岩瀬コスファ、「花束」をテーマに幅広い原料を紹介
 岩瀬コスファでは、CITE JAPAN 2023において、化粧品業界を華やかに明るくしたいという思いのもと、「花束」をコンセプトとしたブースを展開する。「花束」は個人的な送り物であることから、それぞれの顧客にあわせた提案ができるという強みも表現している。

 今回の注力原料の一つとして、天然由来の増粘剤「Kelco-Care diutan gum」(Lubrizol社、Kelco-CareはLubrizol社の登録商標)は、微生物発酵生産から得られる原料で、少量添加でも粘度と安定性を付与でき、感触に優れ、スキンケア・サンケア・ファンデーションなどマルチに使える。

 天然由来高分子乳化剤「PemuPur START polymer」(Lubrizol社、PemuPurはLubrizol社の登録商標)は、軽くてフレッシュな感触を実現しつつ、低配合量でも優れた安定化能力をかなえる。

 ペプチドの認知が高まる中、笑顔の後の筋弛緩に着眼した「Argireline Amplified peptide solution C」(ArgirelineはLipotec社の登録商標)の提案にも力を注ぐ。従来品とは異なるアミノ酸配列で、より効果的な表情じわの改善を行う。

 技術発表では、防腐剤フリーを実現させるアルカンジオールの組み合わせ、多糖脂肪酸エステルがワックスの結晶構造に及ぼす効果、高SPFノンケミカルW/O製剤、安定性と感触に優れたサステナブルな新規天然ポリマー乳化剤などのテーマのもと、注目原料を紹介する。

 そのほか、ブース内ではトレンドに合わせた処方提案も行う。クレンジングバーム向けとして最適なとろけ具合を実現するオイルゲル化剤の組み合わせ、リップの付着性アップを叶える処方、しっとり&ふんわりとした、シフォンケーキのような感触のプレストファンデーション製剤、即時的に肌を明るく見せることができるトーンアップ乳液などを展示する。
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