資生堂、「みんな、いい顔してる。」を軸に提案を強化

粧業日報 2023年7月14日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 美の力によって、自分らしく生きるすべての「いい顔」を応援
資生堂、「みんな、いい顔してる。」を軸に提案を強化
 資生堂は制限が解けつつある日々の中で、様々な表情が行き交う毎日をともに喜び、日本中が「いい顔」であふれることを後押しすべく、4月3日~6月30日にかけて「みんな、いい顔してる。」をメッセージに掲げ、広告や店頭などの様々な場面で発信した。

 美の力を信じ、日本全体を元気にしていきたいという想いを込めた「みんな、いい顔してる。」メッセージのコミュニケーション活動は、7月以降も店頭にて継続して行い、自分らしく生きるすべての「いい顔」を応援していく方針だ。

 プロジェクトオーナーを務めた資生堂ジャパンの北原規稚子マーケティングリレーション本部長に、メッセージの狙いや反響、今後の抱負などを聞いた。

 ――「みんな、いい顔してる。」というメッセージを発信された経緯と狙いをお聞かせください。

 北原 コロナ禍でお客さまの化粧行動や化粧の役割が大きく変化し、マスクにつきにくいファンデーションや口紅、マスクによる肌あれをケアするスキンケアなど、化粧品がどうしても左脳的な選ばれ方になっていた。

 もちろん、それは大事なことで我々としても多くの学びを得たが、やはり化粧の喜びや化粧をする楽しさといった、本来化粧が持つ気持ちを後押しする力で自分自身を好きになってもらい、新しい未来を前向きに進めていくためのお手伝いを資生堂が率先して行っていくべきとの思いが社員1人ひとりの中にあった。

 年明けには政府から5類の引き下げとマスクの自由化について発表があり、経営層をはじめ、現場のパーソナルビューティーパートナー(PBP)や営業といった社内だけでなく、得意先さまからも日本を元気にするような前向きなメッセージを資生堂として世の中に発信していくべきだという声が上がってきた。

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