岩瀬コスファ、「花束」をテーマに幅広い原料を提案

週刊粧業 2023年7月3日号 26ページ

カンタンに言うと

  • フォローアップウェビナーを公開中
岩瀬コスファ、「花束」をテーマに幅広い原料を提案
 岩瀬コスファでは、CITE JAPAN 2023にて、「花束」をテーマに掲げ、取引先それぞれに合った提案ができるよう、幅広い原料を取り揃えるとともに、トレンドに合わせた処方提案を行った。

 引き合いが多かった原料としては、天然由来高分子乳化剤「PemuPur START polymer」(Lubrizol社、PemuPurはLubrizol社の登録商標)が挙げられる。

 当日紹介した原料の中で最もサンプル依頼が多かったといい、サステナブルなコンセプトや、さっぱりとした感触の乳液、サンスクリーンやファンデーションなど、幅広いニーズに対応できる。

 また、べたつきのないシルクのような感触をもつ天然由来の増粘剤「Kelco-Care diutan gum」(Lubrizol社、Kelco-CareはCP Kelco社の登録商標)も人気が高い。

 さらに、分子フィルム状の保湿剤「XPERTMOIST」(Lipotec S.A.U.、XPERTMOISTはLubrizol Advanced Materials, Inc.またはその関連会社の商標)も注目を集めた。

 処方提案については、水のような質感で近年人気が高まっているウォータートリートメントのほか、自然由来指数への関心が高まったこともあり、100%天然由来原料で構成したクレンジングバームの引き合いが多かったという。

 展示会終了後はアフターフォローに加え、6月から7月中旬まで、メールマガジン登録者を対象とした展示会のフォローアップウェビナーを公開している。

 「展示会当日は想定を超える多くの方に当社ブースを訪れていただくことができたが、コロナ禍を機に始めたウェビナー発信のニーズも引き続き高い。当日参加できなかった遠方のお客様や、技術発表を見逃してしまった方、紹介原料についてより詳しい情報を知りたい方などに向けて、今年もフォローアップウェビナーを実施している」
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