ライオンハイジーン、中国にて合弁会社を設立

粧業日報 2023年8月8日号 6ページ

カンタンに言うと

  • シンガポール大手アグリビジネス企業が持つ流通網を活用
ライオンハイジーン、中国にて合弁会社を設立
 ライオンの100%子会社で厨房用洗浄洗剤・機器等の製造販売を中心とする事業を展開するライオンハイジーンは、シンガポール共和国の大手アグリビジネス企業である「Wilmar International Limited」グループの子会社「益海嘉里金龙鱼粮油食品股份有限公司(益海嘉里社)」との間で中国に合弁会社「益海嘉里狮王(中国)清洁科技有限公司(英文社名=Yihai Kerry Lion (China) Clean Technology Co.,Ltd.)」(所在地=中華人民共和国 上海市、董事長=未定)を設立することで合意した。

 ライオングループは、パーパス「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」を起点に、経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の実現に向けた取り組みを進め、海外事業においては、最重点国である中国をはじめ、既存進出国・地域における事業の強化を進め、アジアでのプレゼンス拡大を目指している。

 その一環として今回、中国にて業務用洗浄製品・衛生サービスの販売、マーケティングを行うことを目的に、合弁会社を上海市に設立することにした。共同出資者となる益海嘉里社は、中国国内で食用油・食品の製造販売、セントラルキッチン事業を運営している。

 同社の持つ流通網を活かし、ライオングループが国内で培った独自の衛生ソリューションを展開することで、中国の業務用洗浄剤事業を通じ、清潔で衛生的な環境づくりに貢献していく。

 新会社概要/事業内容=業務用洗浄製品・衛生サービスの販売およびマーケティング・業務用洗浄製品の研究開発および生産委託先の管理▽資本金=1000万中国元(約2億円)▽会社設立=2024年1~6月▽出資比率=ライオンハイジーン49.0%、益海嘉里社51.0%
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