イオンリテール、専門人材の育成とデジタル化を推進

週刊粧業 2023年10月16日号 34ページ

カンタンに言うと

  • トータルケアの体制づくり目指す
  • カウンセリングの客数は増加、調剤の在庫集約センターが稼働
  • ビューティアーティストを育成、カウンセリングとセルフを融合
イオンリテール、専門人材の育成とデジタル化を推進
 イオンリテールはH&BCの強化に向け、専門人材の育成とデジタル化に取り組んでいる。

 ビューティ、ヘルスの担当者がリレーションをとって、推奨商品を売り込む体制ができつつある。ビューティは新たに端末を活用して、カウンセリング化粧品をリコメンドする人材の配置を開始した。

 またグループの施策でヘルス&ウエルネスの進化を進める中、H&BC本部として従来のビューティ、ファーマシー、日用雑貨、調剤に加え、新たにリハビリデイサービス事業のイオンスマイルが対象領域となった。

 介護と物販の連携のほか、薬剤師、登録販売者、ビューティケアアドバイザーに加え、理学療法士の専門人材との連携によって未病の領域に参入し、トータルケアの体制づくりを目指す。

カウンセリングの客数は増加、
調剤の在庫集約センターが稼働

 2023年度上期のH&BC本部が管轄するビューティ、ファーマシー、日用雑貨、調剤の4ライントータルの既存店売上は前年およびコロナ禍前の水準を上回った。

 人流の回復によって、ビューティが大幅な伸びをみせたが、カウンセリング化粧品は前年およびコロナ禍前を下回った。それをセルフ化粧品の伸びで吸収した。

 ビューティの販売動向について、工藤真紀H&BC本部長は次のように説明する。

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