新日本製薬 後藤孝洋 社長CEOインタビュー

訪販ジャーナル 2023年10月30日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 高付加価値提案で好調に推移、海外展開を強化
  • 顧客とのつながり重視したマーケティング戦略を推進
  • 若年層向けのブランドが伸長、SNSを軸にプロモーション展開
新日本製薬 後藤孝洋 社長CEOインタビュー
 新日本製薬は8月8日、2023年9月期第3四半期決算を発表した。売上高は、前期比2.8%増の278億7200万円、営業利益は前期比2.5%増の28億3800万円で着地した。

 主力ブランド「パーフェクトワン」の回復、「パーフェクトワンフォーカス」の好調継続のほか、ヘルスケア領域では「Wの健康青汁」が想定を上回る形で進捗したことが数字に貢献したものと考えられる。

 現況と今後の展望について、代表取締役社長CEOの後藤孝洋氏に話を伺った。

顧客とのつながり重視したマーケティング戦略を推進

 ――貴社はコロナ禍も非常に好調な数字で推移しています。直近5年間を振り返るといかがでしょうか。

 後藤 直近5年間のうち3年半がコロナ禍にありました。

 そうした中、当社では、スキンケア領域において、お客様との直接の対話、ダイレクトなつながりを重要視したマーケティング戦略を推進したことが好調につながったと考えています。

 コロナ禍により店頭で商品を手に取っていただくことが難しい状況の中、お客様との関係性の重要性を実感しました。

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