SAKURAYA FOR ME 八王子店、地域に密着した店づくりを推進

週刊粧業 2024年3月18日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 店舗設計のこだわりが奏功し統合以降、2ケタ成長を継続
  • つながる・実施率・個力をテーマにコロナ禍に合わせた施策を推進
  • デジタルシフトを加速しつつ分業化により生産性を向上
SAKURAYA FOR ME 八王子店、地域に密着した店づくりを推進

 1958年創業のさくら屋(本社=東京都多摩市)は、西東京エリアを中心に化粧品専門店・ヘアサロン・ネールサロンを展開し、地域密着型の店舗展開を進めている。JR線沿いの同社初の店舗として2020年にオープンした「八王子店」は、信頼できる国内の化粧品メーカーを取り揃え、肌診断などを行っている。

 常務取締役ゼネラルマネージャーの木内貴久美氏に「SAKRAYA FOR ME 八王子店」における取り組みや、今後の化粧品専門店に求められるスキルについて話を伺った。

店舗設計のこだわりが奏功し
統合以降、2ケタ成長を継続

 人口約57万人の八王子市をメイン商圏とする「SAKURAYA FOR ME 八王子店」は、八王子駅直結の駅ビル型の商業施設「セレオ八王子 北館」の3階に店を構えており、改札を抜けてエスカレータを上がって正面に位置するなど導線にも恵まれている。

 2021年9月に既存の「京王八王子店」を閉店するとともに、同店で取り扱っていたアルビオン、イグニス、エレガンスを「八王子店」に移転する形で統合した。現在は「アルビオン」や「コスメデコルテ」「クレ・ド・ポー ボーテ」など、計12ブランドを揃えている。

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