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2014-11-14

~貯蓄についての主婦の意識調査~貯蓄の目的は「老後のため」が6割強を占める

フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)では、「貯蓄」についてのアンケートを2014年10月22日~10月28日に実施しましたので、その結果を報告します。

 

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アンケートの対象は、30代~40代の主婦を中心とする当社サービス登録の既婚女性会員、有効回答者数は1,039名(平均年齢44歳)でした。

【調査結果】
(1)貯蓄について 

アンケートではまず、貯蓄の使い道について聞いたところ、1位が「老後の資金」で62.9%、2位が「子供の教育費」で55.0%、3位が「緊急・災害時のため」で30.8%でした。

貯蓄の使い道として最も多かった「老後の資金」ですが、準備しておきたい(準備した)金額を聞いたところ、「500万円未満」が11.7%、「500万~1000万円未満」が23.4%、「1000万円~2000万円未満」が30.1%、「2000万円~5000万円未満」が26.7%、「5000万円以上が8.1%で、老後の資金として最も多く想定されているのは「1000万円~2000万円未満」であることがわかりました。

(2)老後の資金について

老後の資金の準備について状況を確認したところ、「準備している(準備した)」が37.2%、「準備していないが、今後する予定」が60.5%、「準備しておらず、今後もする予定はない」が2.2%でした。

次に老後の資金について「いつから貯め始めるか(貯め始めたか)」を聞いたところ、これから準備を始める方については「40代から」が41.7%、「50代から」が42.4%でこの2つの項目で8割を超える結果となりました。

一方、既に準備をしている方(した方)では、「30代から」が40.6%、「40代から」が29.5%でした。さらに「20代から」も17.6%存在し、早くから貯め始めている傾向が見られました。

(3)資産運用について

老後の資金のための資産運用について、準備をまだ始めていない方には、「興味のある資産運用」を、準備している方(した方)には、「現在行っている資産運用」を質問したところ、まだ準備を始めていない方では「定期預金」が52.9%で1位、ついで「個人年金」で29.1%、「生命保険」で19.1%と続きました。

準備している方(した方)でも、同じく「定期預金」、「個人年金」、「生命保険」の順に回答者が多い結果となりましたが、それぞれ比率が55.0%、49.1%、43.4%と「定期預金」以外の2つの資産運用で、準備をまだ始めていない方の回答比率と大きくポイントに差が表れる結果となりました。

アンケートでは、現在の貯蓄額を夫が知っているかどうかについても聞きました。その結果、夫が貯蓄額を「知っている」との回答は41.6%、貯めていることは知っているが金額は知らない」が36.2%、「知らない」が22.2%となり、6割弱の夫が貯蓄額を把握していないことがわかりました。

老後の資金計画に対する具体的なコメントでは、「結婚を機に2人で保険(生命保険・医療保険)の見直しを行いました。掛け捨てではなく、貯蓄もできる商品を選択しました。日々の貯金に加え運用していきます。」(30代女性)といったように、夫婦で協力しあっている様子や、「現在は、住宅ローンと子供の教育費を貯蓄しているので、老後の資金まで手が回りません。こちらのめどがたった時点で、資産運用を検討します。」(40代女性)というようにまずは子供の教育費といった意見が多数見られました。

また、中には「一生懸命、ネットバンクなどで貯金しているのですが、私にもしものことがあった場合を想定して、主人に預金・貯金の一覧表をみせたら、すごーいとほめてもらいました。安心したようで、その頃から、ゴルフに行く回数が増え、現在月2回も行っています。ゴルフレッスンにも月2回通っています。見せなかったら良かったかも?」(50代女性)といった“妻の心、夫知らず”といった夫婦や、「年金に不安を感じているのに、今までほとんど貯蓄できなかったので、少しでも今、収入のあるうちに、貯めておきたいと思っています。夫に知られると、使われてしまいそうなので、内緒にしています。」(50代女性)、「祖母から近いうちに生前贈与で1000万円程いただく予定になっているが、主人には話さずこっそり持っているつもり。」(40代女性)といったように、妻がしたたかに老後の資金計画を立てている家庭もありました。

【調査実施概要】
対象:当社登録の会員
調査方法:当社リサーチサイト「リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチ
調査地域:全国
調査期間:2014年10月22日~10月28日 (7日間)
有効回答者数: 1,039名
属性:女性:20代 1%、30代26%、40代46%、50代以上26%

【ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要】 
ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ約50,000 名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など110,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。
当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。「木名瀬 博のフィールド虎の巻」(URL:http://www.sbfield.co.jp/column/

本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年7 月
資本金 :151,499,329円
代表取締役社長 :木名瀬 博
URL : http://www.sbfield.co.jp/

【会員登録について】 
・パソコン用登録URL: https://www.sbfield.co.jp/pc/
・携帯用登録URL: https://www.sbfield.co.jp/m/
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【サービス概要】

サービス名Point of Buy®購買理由データ事業
サービス内容購買理由データは、実際に商品を購入したショッパーの購買行動を、その買い物時のレシートを通して収集した、全国規模のショッパー購買行動データベースです。
同一個人(シングルソース)から「買い物行動」に関わる複数種類のデータを収集しており、ショッパーの行動結果からリアルな実態に直接迫り、マーケティング戦略に不可欠なデータを、“より精度を高く”提供します。
調査対象16歳以上の男女個人
調査エリア全国
対象者数11万3,507人(2014年7月24日現在)
データ収集方法インターネット調査(レシート画像投稿アンケート方式)
対象カテゴリー化粧品、日用雑貨品、医薬品、食品、飲料、その他
調査項目購入者属性、購入理由、購入店頭状況、購入者購買行動データ
報告サイクル(回答)日次、(報告)週次・月次
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