吉田硝子、飽きのこないシンプルな形が好調 環境対応型容器も積極的にPR

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吉田硝子、飽きのこないシンプルな形が好調 環境対応型容器も積極的にPR

 吉田硝子は今年創業85周年を迎えた。創業以来容器メーカーを貫き、質の高い容器を作り続けている。

 PET製容器では「PI」シリーズが好調に推移、ガラス容器の「FL」「FC」シリーズも堅調に推移している。

  「PI」シリーズは発売して3年が経過、容器の基本型状は飽きのこない製品となっている。今年は新しいパーツの追加と全体のイメージを一新した新製品の発表を予定している。

 同社は環境への取り組みの一環としてCO2削減に配慮した植物由来の「トウモロコシ」等を原料とした「バイオマスボトル」も展開している。容器の外側を植物由来のバイオマスプラスチック、内側を通常のプラスチックという多層構造にすることで、バイオマスプラスチックが内容物と接し化学変化を起こす問題を解決し、規格品の開発を続けている。 

 一方で、昨年から「NHC2(ナノハイブリッドカプセル2)」という添加剤によるCO2排出量を30~40%削減する新たな環境対応型容器を導入した。

 「従来品と比べて、コスト面でも十分価格対応ができる容器となった。家庭用洗剤メーカーの容器に採用され、すでに商品化が決まっている。他社でも企画が進み、今後を期待している」(唐木茂行常務取締役)

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