美香園(本社=愛知県名古屋市、加藤勲社長)は今春、ドラッグストアを中心とする店販向けスキンケア「シェルビー」ブランドを起ち上げ、3in1スキンケア「シェルビー TANEKOのチカラ」を発売してスキンケア市場に本格参入を果たした。就任から約1年半が経過した加藤社長に参入の経緯と今後の展開について、小川忠司商品企画部課長には商品の特徴について話を聞いた。 創業100周年を来年に控える同社は、粉末石鹸や髪洗い粉の製造・販売から「タマゴシャンプー」などのヒット商品を手がけ、化粧品事業を拡大してきた。近年は一般市場向け「ビコウエン トニックシャンプー/リンスインシャンプー」や業務用「アローゼ」シリーズなどヘアケア商品群を軸に商品展開を行ってきた。 今回のスキンケア市場への本格参入について加藤社長は、「不況が長引くと、老舗メーカーともなると過去の栄光に囚われ、保守的になってしまいがち。淘汰の時代を迎え、メーカーとして新たなことにチャレンジしていく攻めの姿勢を商品でも示したかった」と語り、将来的にはスキンケアを事業のもう一つの柱に据える意向があることを明らかにした。新たな100年を築く土台づくりに、今年から来年にかけてスキンケア関連アイテムを積極的に展開していく方針だ。 第1弾となった「TANEKOの力」(全5品、30mL1200円、写真)は、1本で化粧水、乳液、美容液の3つの機能を持つ多機能美容液で、春は「龍眼(ロンガン)の種」「月見草の種」「オクラの種」の3アイテムを提案した。 8月には乾燥の気になる秋冬に向け、新たに「ヘチマの種」「シソの種」を追加。保湿効果のあるヒアルロン酸と各植物の種エキスを配合し、くすみや肌荒れ、乾燥、たるみ、ハリといった肌の悩み別に選べるラインナップを揃えた。
あと48%
この記事は週刊粧業 掲載
■訪販化粧品~熱波吹き荒れた夏商戦を総括~今夏も記録更新の猛暑、売上げへ影響度合い様々 ■全粧協関東ブロック、CRCフォーラムセミナー開催 ■花王、ヘルスケア・コミッティーを子会社化~健康ソリューションサービスの開発・提供を推進 ■アライドハーツHDとキリン堂、経営統合に向け協議開始 ■プラネット、激甚災害に備えた障害訓練で安全性を担保 ■メロディアン、無菌・無添加のスキンケアで化粧品市場...
バラ売り
【週刊粧業】2024年パーソナライズドコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年下期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年アジアンコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年ヘアケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年卸流通化粧品の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】ライオン、24年12月期第3四半期は増収2ケタ増益
バラ売り
【週刊粧業】イズミ、サニーのノウハウでSMを高収益事業に転換
バラ売り
【週刊粧業】アインズ&トルペ ココノススキノ店、独占販売や店内イベントに注力
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。