エステー、フマキラー、NSファーファが資本業務提携

カンタンに言うと

エステー、フマキラー、NSファーファが資本業務提携

 エステーフマキラーNSファーファ・ジャパンの3社は2012年1月19日、資本業務提携することで基本合意を締結したと発表した。すでに2010年5月にエステーとフマキラーは提携関係を結んでおり、NSファーファを新たに加えることで3社がノウハウや人的資源を相互に補完しあい、事業の収益性の発展や収益性の強化、企業価値の向上を図るという。

 NSファーファが3月にエステーとフマキラーを割当先とする第三者割当増資を実施し、エステーがNSファーファの株式25%にあたる13万5330株を、3億3832万5000円で引き受ける。フマキラーは同じく5%にあたる2万7066株を、6766万5000円で引き受ける。これに伴いエステーは取締役1人、フマキラーは監査役1人をNSファーファに派遣する。

 同日に開催した合同会見で、エステーの鈴木喬社長は今日までめざましい成長を遂げたNSファーファを「奇跡の躍進と言われ、V字回復のシンボル」と称え、「これまでフマキラーと当社との間で資本業務提携を進めているが、3社で強靭な連合を作っていきたい」と述べた。

 一方、フマキラーの大下一明社長は「当社の強みの一つは、世界70カ国に及ぶ販売網。中でも世界の生産拠点としてフマキラーインドネシアの業績が、日用品販売ルートの確実な定着・拡大により順調に拡大している。そのような状況で、NSファーファ・ジャパンから同社製品の現地での生産・販売に関して相談を受け、当社としても新たな挑戦をしたいと思い、提携を決意した。3社は異なる分野でそれぞれ強みの製品を持っているので、コラボレートによってホームケア業界に今までにない大胆な提案ができると期待している」と提携合意に至った経緯について説明した。

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