資生堂は、1872年の創業から140周年を迎えたことを記念し、同社の歴代の商品、宣伝ポスターやデザインなどを通じて、企業文化を紹介する展示をギリシャ、スイスの2カ国(いずれも入場無料)にて実施する。両国は同社の海外現地法人の中でも、営業開始から日が浅いことから、この開催を通じ、ブランドイメージのさらなる向上を図る。
展示では、日本を代表する化粧品ブランドとして、長きにわたり日本女性の美意識や化粧文化に関わってきた一方、最先端の皮膚科学研究に取り組みを続けてきた同社の140年の歩みについて紹介する。
「資生堂ヘラス」(アテネ)では、4月2日から28日まで、企業文化紹介と店頭施策とを連動し、高級ショッピングモールなどで前半・後半の二期に分けて実施。「A Journey of True Beauty 」(真の美しさの旅)をテーマに、資生堂の「オリジン」「リッチ」「ヒューマンサイエンス」「おもてなし」「デザイン」「日本女性の美」などをテーマに170点以上を展示する。
一方、「資生堂スイス」(ジュネーブ)は、5月4日から7月6日までジュネーブを本拠地とするUSB銀行のVIPラウンジのスペースの提供を受け、日本企業として初の展示を行う。「Spirit of Richness and Birth of Shiseido」(リッチの精神と資生堂の誕生)をテーマに、時代とともに変遷する日本女性の美しさと、これをリードしてきた同社の歴史と今を154点にまとめて展示する。
同社は、「日本をオリジンとし、アジアを代表するグローバルプレイヤー」を目指し、「成長軌道に乗る」ことをテーマとした3カ年計画(2011年~2013年)に取り組み、グローバル化の加速に注力。海外事業においては、欧州市場の強化の一環として、2010年1月より、同社出資の販売会社「資生堂ヘラス」「資生堂スイス」によるオペレーションを開始し、地域、市場に密着した営業活動を行い、店頭のプレゼンス強化に取り組んでいる。
※【週刊粧業】2012年資生堂高森竜臣常務新春インタビューはコチラ
※【週刊粧業】資生堂、新サイトBeauty&Co.を発表はコチラ
※【C&T】2012年1月号資生堂の中国戦略を図解はコチラ
この記事は粧業日報 掲載
■訪販化粧品~熱波吹き荒れた夏商戦を総括~今夏も記録更新の猛暑、売上げへ影響度合い様々 ■全粧協関東ブロック、CRCフォーラムセミナー開催 ■花王、ヘルスケア・コミッティーを子会社化~健康ソリューションサービスの開発・提供を推進 ■アライドハーツHDとキリン堂、経営統合に向け協議開始 ■プラネット、激甚災害に備えた障害訓練で安全性を担保 ■メロディアン、無菌・無添加のスキンケアで化粧品市場...
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。