資生堂、美容専門職の頂点「高度美容専門職」に男性2名を登用

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資生堂、美容専門職の頂点「高度美容専門職」に男性2名を登用

 資生堂は2012年4月から、ヘアメーキャップアーティストの計良宏文(けら・ひろふみ)氏と原田忠氏(はらだ・ただし)を新たに「高度美容専門職」に登用する。これにより、2009年10月に制度発足と同時に登用した岡元美也子氏と西島悦氏を含め、「高度美容専門職」は4名になる。

 同社は2009年10月、国内の美容分野社員を対象に、社員それぞれが志す将来の道筋を示したキャリア形成プログラム(Career Development Program)を整備。管理職として組織のリーダーを目指す道と、専門職として美容技術を極めた「高度美容専門職」を目指す道の2コースを設定している。

 「高度美容専門職」は、専門職として美容技術を極めたポストで、先進的な美を創造しグローバルに発信することにより、同社のブランドや企業価値の向上に努める。具体的には、同社を代表するアーティストとして雑誌やテレビ、国内外のファッションショーでのヘアメーク、講演や教育活動などを中心に行う。さらにトレンドの分析や発信、商品開発などを手がける。 

 計良氏は、ヘアケアブランド「TSUBAKI」など宣伝広告のヘアメークを中心に、NY、パリ、東京など数多くのファッションショーのヘアチーフとして活躍。また、同社のヘアディレクターとして、国内外のヘアショー、セミナーなどを手がけ、審査員も務める。今後は資生堂の美と技術力を世界に発信するトップヘアメーキャップアーティストを目指す。

 原田氏は、航空自衛隊除隊後、入社。宣伝広告のヘアメークを中心に、NY、パリ、東京など数多くのファッションショーのヘアチーフとして活躍。男性用化粧品ブランド「UNO」ではヘアディレクターとして商品開発、ソフト情報の構築に携わる。今後はヘアメーキャップ領域を超えた新たな美容価値を創造し、新進気鋭のアートクリエーションを提供するトップヘアメーキャップアーティストを目指す。

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