アルビオン、サクランを配合した「ジェルマスクファンデーション」発売

　アルビオンは、ジェルマスク仕立てのファンデーション「ジェルマスクファンデーション」（全６色各30mL６０００円、ＳＰＦ25・ＰＡ＋＋）を８月１８日より発売する。

　同製品は、ジェルマスクで肌を美しく装う新発想のファンデーションで、水中の揺らめく光をまとったような奥行きのある透明感を特徴とする。厚みのある柔軟でみずみずしいジェルが凹凸のないなめらかな肌を実現し、質感までメークアップするようなうるおいで肌を包み、弾力のある仕上がりに導くという。

　開発にあたっては、「盛り肌」をイメージした。盛りメークや盛りヘアのように、ないものを足していく感覚で素肌に新鮮な肌をもう１枚盛るようなファンデーションをつくりたいと思い、企画を立ち上げた。　
　うるおいの鍵となる成分に、同社では新素材「サクラン」を配合した。「サクラン」は、清らかな湧水でのみ育つ貴重な植物「スイゼンジノリ」から抽出され、天然物から得られる高分子の中で史上最大とされている。優れた保水性を持ち、ヒアルロン酸の約５倍の水分量を抱え込むことが可能で、近年のスキンケア市場で注目を集めている素材だ。

　しかし、ファンデーションに配合するにあたり、粉体との相性が悪く、なかなか製品化できるまでに至らず、目指す感触にたどり着くまでに３年以上の年月を費やしたという。そのため、ファンデーションにサクランを配合したものは世界的にみても数少ないという。

　また、ヒアルロン酸カプセルも配合。肌に伸ばすとサクランが、ヒアルロン酸のうるおい成分を吸収して膨らんで化粧膜となり、粉体をコーティングするため、なめらかな使用感を実現することに成功した。フィット感が高く、下地不要で化粧崩れしにくいことに加え、化粧を落とすと手入れをしたようなスキンケア効果も得られるという。