ブルーベル・ジャパンはこのほど、香水の日・プレスイベントを開催した。会場には今年のフレグランスアンバサダーに就任した花總まり氏が駆けつけ、パルファムコンサルタントの小磯良江氏とトークショーを繰り広げた。
小磯氏は今年の香水の日のテーマ「香り、輝く」について「香水の日がスタートしてから5年目という節目を迎えるにあたり、香水の原点に立ち戻ろうと考えた。香水をライフスタイルを美しく彩るものと捉え、香りをまとうことでもっと輝いてもらうため、香りのすばらしさを発信していく。内面から外見、住居空間までをも輝かせる香りの力を知ってほしいという想いを込めた」と見解を述べた。今回は香水の日のイメージアイコンとして、マリーアントワネットを採用した。ファッションリーダーでもあったアントワネットはバラの香りをこよなく愛し、それまで動物系が中心だった香りの潮流を、植物系に変えたと言われている。
宝塚時代にマリーアントワネットを演じたという花總氏は、10月1日に発売されるアントワネットに捧げる香り「メゾンフランシスクルジャンアラローズオードパルファム」をはじめ、「アニックグタールローズアプソリュオードパルファム」や、秋の新製品として「ランバンエクラ・ドゥ・アルページュアーティーオードパルファム」「グッチバイグッチプルミエールオートトワレ」「ブルガリマンインブラックオードパルファム」「ジミーチュウマンオードトワレ」の香りに触れ、「香りは一言では語り尽くせない奥深さがある。今までは格式が高く、踏み込めなかったが、色々と話を聞くにつれてもっと知りたくなった。もっと勉強して香りの奥深さを追求したい」と、フレグランスアンバサダーとしての意気込みを述べた。
当日は「メゾンフランシスクルジャン」のパフューマー、フランシス・クルジャン氏によるプレゼンテーションも行われ、日本のために創り上げた特別なフレグランス「メゾンフランシスクルジャンアラローズオードパルファム」について次のように語った。
「2004年、私はマリー・アントワネットが使っていた香水を再現し、よみがえらせた。そして2014年、マリー・アントワネットに捧げるオマージュであり、全ての女性に捧げるオマージュとして創作したフレグランスを日本のみで発売する。バラを持ったアントワネットの肖像画にインスピレーションをかき立てられ、ボトルにはその肖像画と同じバラのモチーフを描き、彼女が愛したセンティフォリアローズをたっぷりと使っている」
会場にはメゾンフレグランスやメンズフレグランス、ホーム&ボディ、「ニュクス」の展示コーナーを設け、パルファムソムリエールによるコンサルティングも行われた。
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この記事は粧業日報 掲載
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