小林製薬、春の新製品14品目で初年度売上47億円めざす

週刊粧業 2015年1月26日号 2ページ

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小林製薬、春の新製品14品目で初年度売上47億円めざす
 小林製薬は1月9日、都内で「2015年春 製品事業・新製品説明会」を開催し、新製品14品目で初年度売上47億円を目指す構想を明らかにした。説明会の席で、小林章浩社長は、2015年3月期第3四半期までの製品事業の状況を報告するとともに、新製品群から最注力アイテムをピックアップし、それら製品の特徴と導入から育成までのプランを説明した。

2015年3月期売上高は
前年同期比1%増で推移

 2015年3月期第3四半期の製品事業全体は、前年同期比1%増の795億円で推移した。カテゴリー別でみると、「14年4月の消費増税を前に、まとめ買い需要が大きかった」と話した口腔衛生品(同2%減)と食品(同7%減)、そして医薬品(前年同期比1%減)が苦戦したものの、主力の芳香消臭剤が1%増、スキンケアを含む衛生雑貨品が18%増の2ケタ伸長で前年同期を上回った。

 芳香消臭剤では、トイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」ブランドのほか、「消臭元 香るStick」が26%増、「Sawaday PINKPINK」が昨年4月の発売から9カ月で初年度目標比2倍以上を販売し、売上げを牽引した。衛生雑貨品は、「ケシミン」「オードムーゲ」といったスキンケアブランドが好調に推移したほか、額用冷却シート「熱さまシート」では子ども用・赤ちゃん用がアジア人観光客を中心としたインバウンド需要の後押しもあり、2ケタ伸長となった。

 製品事業売上高の10%を目標に掲げる新製品寄与率は、前期比1・2Pアップの8・7%を見込む。昨秋発売した新製品9品目は「目標金額(27億円)に対し、目標比37・4%で推移しており、計画を少し上回るペースだ」と及第した。

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