マサモリ「Beaute de INDEXパルシェ店」、地域密着型ショップとして不可欠な存在へ

C&T 2015年3月16日号 63ページ

カンタンに言うと

マサモリ「Beaute de INDEXパルシェ店」、地域密着型ショップとして不可欠な存在へ
 1931年に頭髪小物卸業として創業し、1964年からのドラッグストアスタイル販売を経て、2001年から化粧品専門店として事業を展開しているマサモリ(本社=静岡市)は、高級ブランド化粧品専門店「INDEX」を静岡に8店舗を経営している。同社は「INDEXブランド」としてお客様にとってかけがえのない存在の店となるため、地域一番店を目指し、顧客満足を意識した「おもてなし」を行っている。

 正守道夫社長はスタッフが充実した気持で職務にあたらなければお客様に満足感を提供できないという考えから、スタッフとお客様が笑顔になり、両者から愛され、必要とされる会社となるための重要事項として「人を育て、可能性を広げていくことが第一」と語った。

思わず目を引く個性的な外観・内装が特徴
地域性や店舗スタッフに合わせた店づくり

 JR静岡駅に直結した駅ビル「パルシェ」は駅改札口から徒歩15秒という非常に交通の便がよい立地にあり、幅広い年齢層の女性客をメインターゲットと位置づけ、様々な年代に対応した店舗が軒を連ねている。

 「パルシェ」の2階に店舗を構える「Beaute de INDEX」はその中でも特に美意識の高い20代後半からの客層をメインに接客、販売を行い、その外観、内装や質の高いサービスから多くの女性が訪れる化粧品専門店だ。取り扱いブランドの中でも「アルビオン」が好調で、若い世代には「ポール&ジョー」も人気がある。

 白地に黒で模様が描かれている店内は通常思い浮かべる化粧品専門店の雰囲気ではない。特に20代から30代の若い年代層が好むお洒落な店内は中央に椅子とテーブルが設置され、そこで接客を行う。壁側や周囲に化粧品がブランドごとにディスプレイされており、非日常の空間に足を踏み入れたような独特の空気が漂っている。

 店舗構想の際、正守氏は特に決まったマニュアルを設けていない。マサモリはそれぞれ全く違うコンセプトで静岡県内に8店舗を構えている。出店している地域の土地柄や客層に合わせ、店長やスタッフが主体となって店づくりを行っているのだ。店舗スタッフの個性や傾向も店ごとに異なるため、それぞれオリジナリティのある店となっている。4月にマークイズ静岡に出店する。

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