ケイズ(本社=金沢市)では近年、容器提案にOEM事業を融和した「化粧品コンシェルジュ」を企業方針に掲げ、資材から中身づくりまでを総合的にカバーした事業展開を推進している。
同社の中村朋親営業部第一営業課長は、化粧品コンシェルジュの一翼を担う容器の取り組みに関して、「これまで容器だけを提案していた営業スタイルから、中身の充填・製造ができる当社の強みをアピールし、ケイズに依頼すれば注文書一つで完成品がお渡しできるという提案を強化している」と説明する。
こうした容器と中身づくりのトータル提案は、今年6月に開催された「CITE Japan 2015」でも積極的にアピールし、着実に受注を積み重ねているという。
来年1月の「第6回化粧品開発展」でも引き続き、業界に向けてトータル提案を広くアナウンスしていく方針だ。
同社ではこのほか、独自の調達ルートを活かし、機能性とデザイン性を兼ね備えた海外容器の提案に強みを持つ。今後の取り組みとしては容器提案の幅を広げるべく、国内外の容器仕入先の新規開拓に注力していく。
「当社では、日本にはあまりない珍しい高級化粧品向けの海外容器を提供する機会が多い。ただし、それだけに特化するのではなく、移り変わりの激しい容器のトレンドにしっかりと対応し、品質面に関しても安心安全な容器を提供してお客様から喜びを感じてもらえる企業であり続けたい。『わからないことはケイズに聞いてみよう』という存在となるためにも、化粧品コンシェルジュとして今後もこれまで以上にお客様に寄り添った利便性の高い提案を行っていく」(中村氏)
この記事は週刊粧業 2015年10月26日号 38ページ 掲載
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