マンダム、頭皮の化粧水「マンダム スカルプケアサプリ」シリーズを投入

週刊粧業 2016年1月1日号 65ページ

カンタンに言うと

マンダム、頭皮の化粧水「マンダム スカルプケアサプリ」シリーズを投入
 マンダムは、頭皮の化粧水として「マンダム スカルプケアサプリ」シリーズを2月23日に発売し、主に20~30代に向けて頭皮ケアの新しい習慣を提案する。

 今回着目したのは、若い世代に特有の薄毛ニーズだ。男性化粧品市場において育毛剤などのスカルプケア商品は40%超の最大のシェアをもつが、多くは40代以上で占められ、20~30代の使用率は低い状態にあるという。

 一方で、将来の薄毛に対する不安は20代のうちから存在していることも明らかになっており、育毛に主眼を置きがちな現状の商品群では若い世代のニーズを満たせていない実態が浮かんでいた。

 そうした「育毛剤はまだ早い」と感じている世代に向けて提案するのが、化粧水で頭皮環境を整えるという考え方だ。

 新シリーズは、頭皮のベタつきを抑える「頭皮さらさら化粧水」とハリ・コシをアップさせる「ボリュームアップ化粧水」の2種(各1000円)で構成。保湿成分と整肌成分を配合し、皮脂の多い頭皮にしっかりと浸透させるために独自の「高浸透処方」を採用したほか、紫外線や乾燥などの刺激から頭皮を守るための処方も組み込むことで、フケやかゆみなどのストレスを抑え、健康的な頭皮を保つことにもこだわったという。

 同社は男性の頭皮について医療機関と共同研究を進めており、頭皮は顔の肌に比べて水分量が少なく乾燥しがちであるほか、皮脂量も多く、また20代半ばから30代にかけてキメが一気に粗くなることなどが既に明らかになっていた。

 今回の新シリーズも、最新の研究成果をベースに開発した経緯がある。

 今回は新たに頭皮が加齢とともに硬くなっていくことや、薄毛の人の頭皮は硬く、皮脂量が多いといった共通点があることなどが確認された。

 さらにそのうえで、実際に頭皮用化粧水を4週間連用すると、角質水分量の増加や硬さの軽減、皮脂量の低下をもたらすことが判明しているという。
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