美容専門学校、産学協同の実践型教育へシフト

週刊粧業 2017年7月17日号 1ページ

カンタンに言うと

美容専門学校、産学協同の実践型教育へシフト
 専門学校を取り巻く環境が大きく変わろうとしている。

 2017年3月、新たな高等教育機関として「専門職大学」を創設するため、「学校教育法の一部を改正する法律(案)」が閣議決定された。これにより、2019年4月には「専門職大学」「専門職短期大学」が開学されることになった。新たな学校教育制度により、日本の職業教育の高度化が期待される。

 特に美容業界では、人材不足の解消や生産性の向上などが急務となっている中、専門学校での教育からその課題の解決に取り組もうとする動きが顕著になっている。

サービス産業の生産性向上のため
実践中心の「専門職大学」を創設

 日本のサービス産業は、従業員ベースでもGDPベースでも7割以上を占め、規模が拡大している。

 しかし、その労働生産力は、世界でも「底辺レベルに低い」(関係者)のが現状だ。

 「おもてなし大国」と評され、サービス水準は世界トップレベルにもかかわらず、その価値が価格や従業員の給与に反映されていないため、やがて産業全体が疲弊し、国際競争から取り残されてしまうことが危惧されている。

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