資生堂、新3カ年計画を策定、売上高1兆2000億円へ

粧業日報 2018年3月12日号 1ページ

資生堂、新3カ年計画を策定、売上高1兆2000億円へ
 資生堂は、新3カ年計画(2018年~2020年)を策定した。最終年である2020年に売上高1兆2000億円超、営業利益1200億円超、ROE14%超を目指す。

 中長期戦略「VISION 2020」の第2フェーズである新3カ年計画では、各地域に対応したブランド戦略を徹底し、積極的なマーケティング投資を継続しながら、デジタライゼーションの加速や新事業開発、イノベーションによる新価値創造を進めていく。また、すべての価値を生み出す人材こそが成長の源泉と考え、人材への投資を積極的に進めるとともに、グローバル経営体制の進化を図る。

 新3カ年計画で取り組む重点戦略は、「プレステージファースト戦略」と「コスメティクス・パーソナルケアブランドのアジア戦略」の2点で、「プレステージファースト戦略」を軸に、成長性の維持・拡大とコスメティクス・パーソナルケアブランド事業のアジアにおける成長の加速を図る。

 ブランド事業のさらなる選択と集中に向けては、2017年に対して3年間累計で約1200億円規模でのマーケティング投資強化を進めるとともに、供給体制の再構築を目的に、「生産体制の強化」「新工場の建設」「サプライヤー各社との協業強化」など、マーケティング投資とは別に3年間累計で1300億円の設備投資を実施する。

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