アルビオン、白神研究所が「有機JAS認証」を取得

粧業日報 2018年9月21日号 4ページ

アルビオン、白神研究所が「有機JAS認証」を取得
 アルビオンは、化粧品原料となる植物を栽培している秋田県藤里町の白神研究所において、9月4日に「有機JAS認証」を取得した。

 アルビオン白神研究所は、2010年に白神山地のふもとに位置する秋田県藤里町に開設し、化粧品原料となる植物の自社栽培や、植物に特化した原料の開発・基礎研究を行っている。

 現在、約2万7000㎡あるパイロットファームでは、ヨモギやマロウなど約45種の植物を栽培し、そのうちの5種を化粧品専門店ブランド「イグニス」などの商品にエキスとして配合している。

 同社では、パイロットファームの開設以来、有機栽培にこだわってきたが、今回、より信頼性の高い化粧品原料であることを明確にすべく有機JAS認証を申請。アルビオン白神研究所が生産者として、「有機農産物」と「有機加工食品」それぞれの日本農林規格(JAS)等に基づく技術的基準を満たしていることが認められた。

 研究所概要/所在地=秋田県山本郡藤里町粕毛字清水岱5番9(清水岱研究棟)▽開設=2010年4月1日▽圃場面積=計2万7411㎡(2018年中に約5万3000㎡に拡大予定)▽人員構成=12名(研究員8名・圃場長1名・管理人1名・本社常駐1名・本社1名)
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