ライオン2018年第3四半期、売上・利益とも過去最高を更新

粧業日報 2018年11月12日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 通期は5期連続の最高益の更新見込む
  • 北東アジアは来年以降、CAGR5%超めざす
ライオン2018年第3四半期、売上・利益とも過去最高を更新
 ライオンの2018年第3四半期決算(IFRS、1~9月)は、売上高が前年同期比2.9%増の2587億1300万円、事業利益が3.9%減の209億1000万円、営業利益が21.3%増の262億700万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が28.0%増の199億3600万円となった。

 濱逸夫社長は、「日本基準で算出した場合、実績については売上・利益とも第3四半期として過去最高となった。営業利益、経常利益については6期連続、純利益については5期連続で過去最高を更新している」と語った。

 営業利益の増益要因としては、売上増・構成変化等の影響で14億円、トータルコストダウン(原価・物流)で13億円、特別損益の影響(台湾・福島の関連工場売却益)で55億円の増益効果があった。これに対し、競争費用の増加で7億円、原材料価格の上昇で14億円、その他費用の増加で15億円が減益要因となっている。

 セグメント別の業績は、一般用消費財が売上高で4.8%減の1695億3900万円、事業利益で7.6%減の131億9400万円、産業用品が売上高で6.8%増の423億6500万円、事業利益で28.6%増の18億9900万円、海外が売上高で5.6%増(現地通貨ベース7.8%増)の805億5500万円、事業利益で35.2%増の52億1800万円、その他が売上高で11.3%増の246億6500万円、事業利益で16.2%増の11億800万円となった。

 一般用消費財における売上高の内訳は、オーラルケアが4.5%増の418億9000万円、ビューティケアが0.5%増の158億4000万円、ファブリックケアが2.4%減の447億6600万円、リビングケアが2.2%増の126億3300万円、薬品が0.1%減の218億3900万円、その他が22.8%減の325億6900万円となっている。

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