ファンケル 松熊氏、皮膚化学研究から考える新しい化粧品の価値創造

週刊粧業 2019年1月28日号 13ページ

ファンケル 松熊氏、皮膚化学研究から考える新しい化粧品の価値創造
 ファンケルは、創業以来「無添加」にこだわった化粧品開発を行っている。「皮膚科学研究から考える 新しい化粧品の価値創造」をテーマにセミナー講師を務める松熊祥子執行役員 総合研究所 副所長 ビューティサイエンス研究センター長にセミナーの見どころについて話を伺った。

 ――貴社の皮膚科学研究について教えてください。

 松熊 1970年代後半、化粧品公害が社会問題となっていた中で、これらの肌トラブルの原因が防腐剤などの添加物であると確信し、当社はいち早く「無添加化粧品」を発売するなど、「安心・安全」を軸として製品開発を行ってきた。

 「無添加」を起点とした当社ならではの視点で、安心・安全だけではなく、肌へのストレスを取り除くことが、肌の老化を遅らせることにどうつながるのかに着目した研究を進めてきた。

 肌は、紫外線や乾燥、化粧品の添加物などの刺激によってストレスを受ける。ストレスによって起こる肌の中のダメージを詳細に研究した結果、防腐剤をはじめとするストレス成分が肌の老化を促進していることを細胞やDNAレベルで科学的に解明することができた。

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