ライオン、「大人のための予防歯科セミナー」を開催

粧業日報 2019年2月27日号 2ページ

ライオン、「大人のための予防歯科セミナー」を開催
 ライオンは2月20日、「大人のための予防歯科セミナー」を開催し、快適生活研究所 オーラルマイスターの平野正徳氏が「根面う蝕(こんめんうしょく)と予防方法」について、オーラルケア事業部 クリニカ ブランドマネジャーの横手弘宣氏が「大人のための予防歯科」について説明した。

 加齢や不適切なブラッシング、歯周病などが原因で、大人になると「歯ぐき下がり」を発症する人が多く、調査(根面う蝕の臨床戦略、2018年)では、30代の約60%、50代以上のほぼすべてで歯ぐき下がりが見られるという。

 この歯ぐき下がりによって露出した歯根部(歯の根元)は、歯冠部(エナメル質)に比べて溶けやすく、柔らかい象牙質がむき出しになることで起こるムシ歯「根面う蝕」の進行も早く、折れてしまうなどのリスクも高いが、「根面う蝕」の認知率は約8%(同社調べ、16~69才女性、n=1600、2018年)と低い。

 また近年、予防歯科の取り組みによって大人の残存歯が増加する中、「歯科疾患実態調査」では、60才以上の平均残存歯数は、平成17年で15.3本、平成23年で17.7本、平成28年で19.1本と年々増える傾向にあるが、「残存歯が増えるに従って、ムシ歯になるリスクも高まっている」(平野氏)という。

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