ポーラ・オルビスグループ、美の横断プログラムを世界に拡大

粧業日報 2019年4月4日号 5ページ

ポーラ・オルビスグループ、美の横断プログラムを世界に拡大
 ポーラ・オルビスホールディングスで化粧品の既存の枠を超えた新価値創出を狙う「マルチプルインテリジェンスリサーチセンター(MIRC)」は、主催するグループ横断プログラム「美を紡ぐ」の活動の場を世界に拡大する。

 「美を紡ぐGlobal」と名づけた同プログラムでは、昨年見つけた「日本の美意識」を踏まえつつ世界中の「美」に関する事例と合わせて、自分たち自身に「これからの美とは何か」を問いかけ、考えていく。

 2018年にグループ横断で始めた「美を紡ぐ」では、一人ひとりの美意識や感受性を磨く活動の一環として、京都を舞台に伝統工芸のあり方を手がかりに「日本人がこれまで培ってきた美」を広く考える活動を行ってきた。

 2019年度はさらに視野を世界にまで広げ、同グループが「世界に対して未来に提供すべき美」について考える活動を行っていく。

 同プログラムは、「未来をデザインする」を指針として企業のコンセプト・ビジネス戦略をコンサルティングする、デンマークのBespoke社(所在地=コペンハーゲン)とともに行う。ポーラ・オルビスホールディングスにおいて世界中の情報収集を担当するぶらぶら研究員とBespoke社が共同で、日本・世界各国から「美」に関わる注目すべき事例と思想を寄せ集め、デザイン思考を駆使して未来の美を考える。

 2019年下期にはグループ各社のメンバーが参加するワークショップを開き、世界事例をもとに各自の視点を持ち寄りディスカッションすることで、同グループが創出すべき新たな「美」の指針を決定する。
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