スター オブ ザ カラー表参道店、ハリウッド発メークで愛用者増大へ

週刊粧業 2019年9月30日号 5ページ

スター オブ ザ カラー表参道店、ハリウッド発メークで愛用者増大へ
 1999年に美容総合商社として創業したリンクスは、新規事業として2004年1月に化粧品ブランド「スター オブ ザ カラー」の展開をスタートした。

 同社は、1970年代後半から米国ハリウッドでプロ用として使用されているクリームファンデーションを軸にしたメークブランドとライセンス契約を結び、日本向けにブランド名を「スター オブ ザ カラー」として販売を開始。

 06年10月にはブランドの世界観を体感できる場として旗艦店「スター オブ ザ カラー 表参道店」(以下、「表参道店」)をオープンして店舗運営にも取り組んでいる。

 ブランドショップが乱立するエリアで「ベースメーク専門店」として差別化を図り、愛用者増大につなげている。

ブランドの持つストーリーに惹かれ
美容商社がライセンス事業を開始

 創業から全国のエステサロンなどに美容商材を卸してきた同社は、BtoB事業の立ち上げを構想する中で03年11月にブランド開発者のウィリアム・タトル氏と、ハリウッドを拠点に活躍するメークアップ・アーティストのカオリ ナラターナー氏とライセンス契約を結び、04年より「スター オブ ザ カラー」として日本での販売を開始した。

 ハリウッドを拠点としていたナラターナー氏が製品を気に入り、日本への紹介を熱望していたという。

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