コスメトロジー研究振興財団、法人名称を変更

粧業日報 2019年11月26日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 2020年度よりコスメトロジー領域初の大学講座研究助成を開始
コスメトロジー研究振興財団、法人名称を変更
 コーセーでは、創業者である小林孝三郎氏が1990年に設立し、化粧品学への研究助成事業を通じて広く社会に貢献してきた公益財団法人コスメトロジー研究振興財団(小林保清理事長〔現コーセー名誉会長〕)の法人名称を2019年11月に「公益財団法人コーセーコスメトロジー研究財団」に変更した。

 財団とコーセーの関係性を示すことで、財団が公益目的事業を行う際に、コーセーの事業と一体感をもって広く社会に認知されることを目指す。

 コスメトロジー(化粧品学)は、物理学、化学、生物学などの自然科学に加え、医学や健康科学、心理学などの社会科学的側面も併せもつ学際・融合科学であり、同財団は、コスメトロジー領域の研究に助成を行うことで、この学問領域の体系化を進めながら、広く生活者の保健衛生の向上を図り、美しく豊かな生活の実現に寄与することを目的に活動を続けてきた。

 同財団は、2020年の設立30周年を記念した特別研究助成事業として、コスメトロジー領域では初となる「大学講座研究助成」を実施する。

 コスメトロジー領域において期待される社会的要請が高い重要なテーマに果敢に挑戦し、次世代を担う高度な人材の育成に取り組む優れた大学講座等に対して助成を行う。応募受付は2020年1月より財団ウェブサイト(https://www.cosmetology.or.jp/)で開始する。

 財団では、これまで約30年にわたる活動(1990~2019年度)において、785件(内訳:コスメトロジー研究助成 累計721件、国際交流助成 累計50件、学術集会支援助成 累計14件)、総額8億4034万円の研究助成を行ってきた。
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