ライオン掬川社長、グローバル競争で勝ち抜ける「速い会社」へ

週刊粧業 2020年1月13日号 6ページ

ライオン掬川社長、グローバル競争で勝ち抜ける「速い会社」へ
 2020年は、東京オリンピック・パラリンピック開催による経済活性化や、訪日外国人増加によるインバウンド需要の拡大など、消費活動が活発になることが見込まれます。

 その一方で米中貿易摩擦などによる事業への影響などが懸念され、先行きが不透明な環境にあります。

 このような事業環境を認識し、あらゆる状況の変化に対して、私たちがいかにスピーディに対処していけるかが重要です。

 今年は、これからの一年さらには2030年に向けて、ライオンがもう一段大きなステップで成長を遂げるための極めて重要な年と位置付け、中期経営計画であるLIVE計画を確実に推進していきたいと考えます。

 LIVE計画の4つの基本戦略の主要な取り組についてです。「新価値創造による事業の拡張・進化」では、新規ビジネスの成果創出、オーラルヘルスケア事業の進化を、「グローカライゼーションによる海外事業の成長加速」では、中国や東南アジアを中心に事業の拡大に取り組みます。

 また、「事業構造改革による経営基盤の強化」では、基幹システム再構築と業務プロセス改革の推進、そして生産設備投資の継続を、「変革に向けたダイナミズムの創出」では、ライオン流『働きがい改革』の全社定着化や、持続可能な社会実現に向けた重点施策の推進に取り組みます。

 事業推進にあたっては、①事業環境の変化に即した速やかな戦略対応で機動的な事業運営を行うこと、②成長基盤強化に向けた重点施策を高いクオリティで実現することが重要です。

 グローバル競争で勝ち抜くため、環境変化に対する感度を高くしてより早く動き出す「速い会社」になっていくことを全員で共有して仕事にあたっていきたいと思います。

 ライオングループ一丸となって、事業を推進していきましょう。
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