三洋化学工業、4月より一貫生産工場を本格稼働

週刊粧業 2020年3月23日号 9ページ

三洋化学工業、4月より一貫生産工場を本格稼働
 三洋化学工業は、中国の景気減退やEC法の施行による減収を補完できず、2019年度の業績が大幅に下振れした。

 今期は2018年に設立した新工場を本格稼働し生産力の増大を図るとともに、販売手法の変革など新たな取り組みで企業価値を発信していく。

 新工場では昨年9月、場内にOEMメーカー・シーエスラボの橋本工場を開設し、組み立てからバルクの提案までの一貫生産体制を整えた。

 同社の生産力の約25%をカバーできるとする同工場は、4月からの稼働を予定し、労働時間や資源のロス率削減を図っていく。

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