ポーラ、「モチベーションチームアワード2020」を受賞

粧業日報 2020年4月2日号 3ページ

ポーラ、「モチベーションチームアワード2020」を受賞
 ポーラの人事戦略部はこのほど、「モチベーションチームアワード2020」を受賞した。リンクアンドモチベーションが提供する従業員エンゲージメント調査にて「エンゲージメントスコア」(企業と個人の相互理解・相思相愛度合いを偏差値化したもの)が大きく上昇し、組織状態に改善がみられたことから選出された。

 受賞にあたっては、従業員意識調査の結果の向上や残業時間の削減、市場からの評価の向上などが総合的に評価された。

 具体的には、自組織の課題抽出や、組織ビジョンを自分ごと化するためのディスカッション、ワーキンググループ結成という3点に取り組み、「自身が社会に対してどんな価値を提供したいか」という問いをもとに自身の価値観と向き合いワーキンググループを結成。「若者のキャリア観醸成応援」「カムバック制度等の立案検討」「シニア世代の活躍支援企画」「社内のつながり創出」という4つのテーマについてグループで企画を実行した。

 また、取り組みを通して社会や市場に目を向けることを常に意識し、外部との共創イベントや、他社や法人団体への情報収集を行うなど、組織内にとどまらず様々なアクションを実施した。

 その結果、従業員エンゲージメントスコアが2015年の36.5%から2019年には58.0%と大きく上昇するとともに、「自分が所属する部署は、積極的に仕事を改革しようとする機運が高まっている」(全社平均3.57)という設問でも3.93(前回)から4.00(今回)に向上した。

 また、残業時間についても2018年の14時間59分 (月平均/1人当たり)から2019年には8時間15分(月平均/1人当たり)と前年比44.8%の削減に成功している。
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