資生堂美容室、オリジナル医療用のウィッグを発売

粧業日報 2020年6月24日号 6ページ

資生堂美容室、オリジナル医療用のウィッグを発売
 資生堂美容室は6月20日、オリジナル医療用のウィッグを発売する。

 近年、がん治療の副作用やストレスなどによるヘアロスに悩む人からヘアウィッグの要望が増えてきており、美が心の豊かさにつながるという信念のもと、オリジナル医療用ウィッグの開発に取り組んだ。

 今回発売するオリジナル医療用のウィッグは、「自然に馴染む美しいヘアスタイル」として、「簡単」「便利」「美しく」を叶える。

 具体的には、「自然なつむじ」「人毛に近いファイバーで美しく扱いやすい」「美容師がデザインしやすく顧客の要望に応えられる」「フルウィッグを部分ウィッグに加工できる」「どの角度にも動く植毛技術」「安心の紫外線除菌処理」といった点が大きな特長となっている。

 がん患者だけではなく、ヘアロスに悩む人にも、ファッションウィッグとしても、ヘアスタイルで美しさをサポートする。
 
 また、がん治療の副作用などによる外見の変化にともなう悩みを軽減するためのヘアケア知識を備え、オリジナルの医療用ウィッグの取り扱いを習得した美容師(ケアアドバイザー)が個室・半個室にて丁寧にカウンセリングを行った上で、ヘアデザインを提案し、要望に沿うカットを施してヘアスタイルを実現。髪と頭皮、スキンケア、メークのトータルケアを通じて、顧客が心地よく過ごせる毎日をサポートする。
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