小林製薬 中間決算、減収も当期純利益は増益

粧業日報 2020年8月26日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 通期純利益は22期連続増益の達成めざす
  • 国内はインバウンド低迷が響いて減収
  • 国際は中国事業の育成強化へ、医薬品の販売開始も
  • 「withコロナ」に合わせた新製品10品を発売へ
小林製薬 中間決算、減収も当期純利益は増益
 小林製薬の2020年12月第2四半期決算は、売上高が前年同期比4.5%減の661億8000万円、営業利益が8.2%減の102億2000万円、経常利益が5.2%減の110億2900万円、四半期純利益が0.2%増の82億1800万円となった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で除菌・衛生関連製品が売上を伸ばした一方、インバウンド客の激減や、外出・会食の自粛により一部製品が苦戦を強いられた。

 なお、今期より新収益認識基準の適用を開始しており、19年12月期実績は新基準に合わせている。

 また、固定資産の耐用年数・償却方法の見直しによる一括償却(7.3億円)の影響を除いた、実質ベースでは、売上高は変わらず、営業利益は1.6%減の109億5300万円、経常利益が1.1%増の117億6500万円、当期純利益が6.3%増の87億1900万円となっている。

 売上総利益率は59.0%(開示ベースは58.1%)で、小林章浩社長はオンラインで開催した決算説明会にて、実質ベースの数字から利益に関しては及第点をつけ、「通期予想を下方修正して減収を見込むが、当期純利益に関しては22期連続増益を達成したい」と語った。

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