ライオン、日立と洗濯乾燥機ビッグドラム 洗剤直ぬりコースを共同開発

粧業日報 2020年9月9日号 5ページ

ライオン、日立と洗濯乾燥機ビッグドラム 洗剤直ぬりコースを共同開発
 ライオンは、日立グローバルライフソリューションズのドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」(9月19日発売)に搭載する「洗剤直ぬり」コースを共同で開発した。

 ライオンは、落としにくい汚れには、衣料用液体高濃度洗剤「トップ スーパーNANOX」の原液を汚れに直接塗布して約12時間置き、そのまま洗濯機で洗濯する手法「塗布放置洗浄」を提案している。この効果を短時間で実現するため、日立の洗濯機機能の活用を検討してきた。

 そして今回、汚れに洗剤を塗布した後に、洗濯機による送風処理等を行うことで、洗剤の効果をより発揮できる「洗剤直ぬり」コースを共同開発し、洗濯機の標準コースでは落としづらかったエリそで黒ずみ、黄ばみ、食べこぼしのような手ごわい汚れを短時間で落とすことを実現した。

 「洗剤直ぬり」コースでは、衣料用液体高濃度洗剤を汚れに直接塗布して洗濯機に入れるだけの簡単な作業で、食べ物の汚れなどをきれいにする。

 洗剤を塗布した衣類を入れたあとに、高速風を当てることで洗剤の水分を蒸発させ、洗剤をより高濃度な状態にして、汚れを分解する。その後ナイアガラ洗浄の特長である大流量のシャワーで洗うことで、布について落としにくかったラー油や豆板醤などの色素や油が入った食べ物や調味料の汚れ、油性ペン、口紅などあきらめていた汚れまで、予洗いの手間なくきれいにする。
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