メナード、霊芝の亜臨界水抽出エキスに血管を守る効果を発見

訪販ジャーナル 2020年9月14日号 2ページ

メナード、霊芝の亜臨界水抽出エキスに血管を守る効果を発見
 日本メナード化粧品は、古来より生薬として珍重されてきた「霊芝」から、亜臨界水抽出法と呼ばれる特殊な抽出技術を用いて得られたエキスに、生体の血管を守り、動脈硬化を予防する効果が期待できることを見出した。

 身体のすみずみまで張り巡らされた血管は、酸素や栄養を運ぶ血液の通り道として、我々が健康でいきいきとした生活を送るために重要で、健康な血管は、しなやかで弾力はあるが、加齢や生活習慣の乱れなどにより硬くなり、弾力性が失われ、「動脈硬化」と呼ばれる状態になると考えられている。

 心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクを高める動脈硬化は、血管の内側にある「内皮細胞」の損傷が影響していると考えられており、健康な血管を維持するためには、血管内皮細胞の損傷を防ぐことが大切だ。

 同社は、古来より生薬として珍重されてきた「霊芝」の研究を長年にわたり行う中、今回、亜臨界水抽出法と呼ばれる特殊な抽出技術を用いて霊芝から抽出したエキス(亜臨界水抽出エキス)に、血管内皮細胞の損傷を防ぐ効果があることを見出した。

 この抽出エキスには、血管内皮細胞の損傷を防ぎ、血管の健康維持や動脈硬化の予防に役立つ効果が期待されることから、同研究を健康食品等の開発に応用していく。

 なお、同研究の成果については、8月29日~30日に開催された「第37回和漢医薬学会学術大会」(Web開催)にて発表している。
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