ポーラ化成・黒住研究員、日本心理学会にて優秀発表賞を受賞

粧業日報 2020年12月2日号 6ページ

ポーラ化成・黒住研究員、日本心理学会にて優秀発表賞を受賞
 ポーラ化成工業の黒住元紀研究員は、「頬の運動の遅れが視覚知覚に及ぼす影響」と題した発表内容が、562件の審査対象発表の中で高い評価を受け、日本心理学会第84回大会にて優秀発表賞を受賞した。

 受賞にあたっては、「ごく僅かな顔(頬)の動きの違いが、魅力度に影響を与える」ことを解明した点が評価された。

 同社のこれまでの研究で、加齢によって、顔を動かしたときに頬の肌が遅れて動くようになることがわかっていた。

 そこで、この現象が顔の印象に与える影響について詳細に調べるため、顔の動きを表すモデルを被験者に提示する試験を行った結果、「0.1秒程度のごく僅かな遅れであっても、人の顔に生じる場合には認知することができる」「②わずか0.1秒の遅れが頬部に生じると顔の魅力度が低下する」ということが新たにわかったという。
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