日本メナード化粧品、つや感のある肌で印象アップへ

週刊粧業 2021年1月1日号 61ページ

日本メナード化粧品、つや感のある肌で印象アップへ
 日本メナード化粧品は、スキンケアシリーズ「イルネージュ」(全5品、9000~1万5000円)を2020年8月、肌の「つや」に着目してリニューアルしており、21年も育成ブランドに位置づけて提案を強化する。

 「イルネージュ」は1984年の発売以来、30年以上のロングセラーブランドで、現在はウオッシング、リフレッシュマッサージ、ローション、ミルク、クリームの5品をラインナップしている。

 同社は、肌のつやとハリに関わる研究を進め、「つやの低下がエイジングの始まり」であることを新たに発見し、カサブランカの若いつぼみから抽出した独自開発成分「カサブランカエキスEX(保湿成分)」に、つや感を向上させて美肌へ導く効果があることを見出し、新「イルネージュ」のブランド共通成分として配合した。

 「カサブランカエキスEX」の開発にはサステナブルの要素も取り入れた。

 カサブランカの栽培が盛んな北海道・小清水町の農園では、大きな花を咲かせるために、開花前のつぼみを摘み取って球根を大きく育てており、毎年大量の若いつぼみが廃棄されていた。

 カサブランカエキスEXには、その未利用となっていたつぼみを有効活用している。

 リフレッシュマッサージ、ミルク、クリームの3品は、コメ発酵ポリマーとショ糖脂肪酸エステルの植物由来乳化剤2種を用いてつくられたRSエマルションを採用することにより、濃厚でリッチな使い心地に加え、塗布後にうるおいを閉じ込めてつや感を高める。

 また、ローションとミルク、ミルクとクリームといったライン使いにより、2品が混ざり合いジェル化されてヴェール感が増し、保湿効果とつやの持続性が高まる。
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