ナリス化粧品、顧客の深掘りでオンラインの活用推進

週刊粧業 2021年1月1日号 33ページ

カンタンに言うと

  • ハイブリッド型の販売スタイル確立へ
ナリス化粧品、顧客の深掘りでオンラインの活用推進
 ナリス化粧品の訪販事業部は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて従来の対面販売活動が十分にできない状況の中、既存顧客の深掘りに活動の軸足をシフトし、オンラインレッスンの開催など次々と新たな施策を打ち出している。

 コロナ禍の新たな活動が積み上がってきたことを受け、執行役員・訪販事業部長の白井章央氏は、「新規のお客様ともオンラインでつながるステージへと本格的に入っていきたい」と話す。

 1月21日には非対面・非接触型の新サービスとして「オンラインスキンケアモニター」を開始する。

 ――コロナ禍の長期化は、対面販売を活動の軸にする訪販化粧品業界に大きな変化をもたらしたと思います。

 白井 コロナ禍の外出自粛等の影響で、当社も新規顧客向けの活動が十分にできなくなり、厳しい局面に入った。

 外出自粛要請がかかった4月からの約2カ月間は店舗(デ・アイム)を臨時休業した影響もあり、4~6月の新規の増客数は前年同期比で3割減まで落ち込んだ。

 そのような状況にあって、「ナリス」として何ができるかを考え、まずは既存のお客様との関係を途切れさせないことを活動の中心に据え変えた。

 具体的には、外出自粛によって増えた「おこもり時間」の過ごし方に着目し、「コロナから家庭を守る、体を守る」をテーマに活動できる環境を整えた。

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