花王、「クリアクリーン ネクスデント」から新シリーズを発売

週刊粧業 2021年5月31日号 8ページ

カンタンに言うと

  • シニア層に「泡ハミガキ」を新提案
花王、「クリアクリーン ネクスデント」から新シリーズを発売
 花王は、「クリアクリーン」「ピュオーラ」「ディープクリーン」の3ブランドで、ライフステージごとに異なる口腔の悩みに対応した製品を展開している。今春は、家族向けに提案するクリアクリーンと、50代以上をターゲットに展開するディープクリーンから新製品を発売した。

 クリアクリーンは、フッ素長時間吸着処方でむし歯や口臭を予防する「クリアクリーンNEXDENT(ネクスデント)」の育成強化を図る。

 今春はハミガキのレギュラータイプをリニューアルするとともに、歯の白さも訴求した「ホワイトニングシリーズ」(2品各120g、写真右)を発売した。

 ディープクリーンからは、泡で出てくる液体ハミガキ「同 泡ハミガキ」(医薬部外品、190mL、写真左)を発売した。抗炎症成分・β―グリチルレチン酸が歯ぐきの炎症を抑え、歯槽膿漏を予防する。

 また、塩化セチルピリジニウム(殺菌成分)が口臭の原因菌を殺菌し、銅クロロフィリンナトリウムがニオイのもとを吸着して口臭を防ぐ。

 同社の泡タイプの提案は「薬用ピュオーラ 泡で出てくるハミガキ」に続いて2アイテム目となる。より悩みが深刻なシニア層に対し、磨きづらいすき間にも濃密泡が届く泡タイプのハミガキを提案し、泡タイプ市場の育成につなげる。

 また、泡で密着洗浄する「ディープクリーン シュッシュデント 部分入れ歯用洗浄剤」から、携帯に便利なミニサイズ(80 mL)を発売した。

 「シュッシュデント」は、部分入れ歯を5分の放置時間で泡が密着洗浄する。その短時間の泡洗浄を活かし、外出先や食後、人と会う前などに手軽に使えるミニサイズを提案。こまめな洗浄習慣化を促していく。
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