ナリス化粧品、敏感肌用「アトデリエ」を改良

訪販ジャーナル 2022年7月25日号 6ページ

ナリス化粧品、敏感肌用「アトデリエ」を改良
 ナリス化粧品は、顔・身体用の敏感肌用ブランド「アトデリエ」から、日やけ止め「モイスチャー UVクリーム」と保湿バーム「モイスチャー バーム」を加えてシリーズ6品に拡充し、8月21日に発売する。

 また、肌本来の機能回復を促す成分として知られるアミノナノファイバー(加水分解キチン)をシリーズ共通で新配合してリニューアルする。

 「アトデリエ」は敏感肌用ブランドとして1999年に誕生して以来、女性をはじめ子どもにも男性にも支持されて成長拡大しており、最近10年間では敏感肌化粧品市場の拡大とともにシリーズ売上も伸長している。21年度(21年4月~22年3月期)のシリーズ売上は10年度比で175%となり、特に泡で出てくる洗顔料「モイスチャー フォーム」は240%と大きく伸長している。

 同社が今年5~6月にかけて20~59歳女性2001名に実施した調査では、自身が敏感肌だと答える女性が約6割を占め、中でも20代が最も高く7割近くにのぼった。また、敏感肌女性は普通肌の女性と比べ、マスク着用時のかゆみや肌あれ、べたつきなどの不快症状を3倍以上感じていることがわかった。

 今回のリニューアルでは、自己修復機能の向上が期待できる成分を配合するとともに、敏感肌に悩む多くの人が、ストレスなく安心して使えるよう、製品評価もサイトカイン産生試験と短時間暴露試験を新たに追加して、臨床試験を含む全11試験を実施している。様々な敏感肌に対応できるブランドへと育成強化を図っていく。
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