ライオン、9カ所目の海外拠点としてバングラデシュに進出

粧業日報 2022年11月16日号 3ページ

ライオン、9カ所目の海外拠点としてバングラデシュに進出
 ライオンの掬川社長は、11月7日に開催された記者懇談会にて、売上高で6000億円水準、海外比率で50%水準、事業利益で500億円水準をターゲットとする、2030年に向けた成長戦略の推進状況を説明した。

 数値目標達成に向けては、「新規ビジネス」で+300億円超、「新規国・エリア拡大」で+600億円超、「海外既存事業」でCAGR10%水準、「国内既存事業でCAGR2%超という個別具体的なクリアすべき数値を掲げている。

 新規ビジネスについては、自社の強みが発揮できる「オーラルヘルス」領域において新たな取り組みが着々と進んでいる。

 今年7月下旬に開始した法人向けウェルビーイング(健康経営)サポートサービスは、順調に契約を増やし、年内をめどに設定した目標値に対して、企業数で110%、セミナー売上達成率で180%を見込むなど、順調な滑り出しをみせている。

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