資生堂、組織の一部改正(1月1日付)

粧業日報 2023年1月6日号 4ページ

資生堂、組織の一部改正(1月1日付)
 〈組織の一部改正〉

 (1)研究開発(R&D)組織の機能整理・再編①「安全性・解析研究センター」の新設…安全性に関して、事業を横断した保証・解析機能やグローバル対応機能を強化するとともに、専門人財の長期育成を目的として、「ブランド価値開発研究所」内に関連部門の機能を集約した「安全性・解析研究センター」を設置する。

 ②「R&Dサステナビリティ&コミュニケーション部」の新設…サステナブルな社会に貢献するモノづくりに関する技術開発・循環型モデルの実装に向けた開発を加速させるとともに、同社の強みである研究開発に関するコミュニケーション機能の強化を目的として「ブランド価値開発研究所」内に「R&Dサステナビリティ&コミュニケーション部」を設置する。

 ③「研究開発統括部」の解消…「研究開発統括部」の各機能について、一層の効率化・成果を生み出すことを目的として研究開発部門内に再配置する。これに従い、「研究開発統括部」を解消する。

 (2)サプライネットワーク領域の機能整理・再編①「グローバルプランニング部」の新設…グローバルレベルでのサプライチェーン計画立案プロセスの基盤強化を目指した「グローバルプランニング部」を設置する。「グローバルプランニング部」では、当社のサプライネットワーク領域のうち、グローバルサプライチェーン計画に関わる戦略立案とともに、戦略実行フェーズにおいても各地域と連携し、進捗管理やパフォーマンス評価、人財強化を含む組織ケイパビリティの向上などを行う。

 ②「HQサプライチェーン部」の新設…「グローバルブランドオペレーション部」と「インダストリアル計画部」の需要計画、在庫計画、生産計画、調達、拠点間物流機能を統合した「HQサプライチェーン部」を設置する。「HQサプライチェーン部」では、日本で開発したグローバル展開を行うブランドを中心に、日本国内生産製品のサプライチェーンをグローバルに一元的に管理し、商品供給サービスレベル・在庫のさらなる最適化を図る。

 これらに伴い、「インダストリアル計画部」「グローバルブランドオペレーション部」は解消する。

 (3)「SHISEIDOグローバルブランドユニット」の機能再編①「商品開発部」の新設…「マーケティング部」の製品開発機能を独立させ、R&D部門との連携をより密にしてイノベーション開発力の強化を図る目的で「商品開発部」を設置する。

 ②「マーケティング&コミュニケーション開発部」の新設…複雑化する生活者を取り巻くメディア環境に対して、より効果的なブランド戦略とコミュニケーションプランの開発・強化を行うことを目的として、「マーケティング部」と「コミュニケーションエクセレンス部」を融合させた「マーケティング&コミュニケーション開発部」を設置する。

 ③「ブランド戦略&事業開発部」の新設…地域別の多様なニーズにも対応した柔軟な地域戦略の立案を行うとともに、各リージョンHQにおける市場展開支援を強化し、継続してビジネス成長を加速させる「ブランド戦略&事業開発部」を設置する。

 これらに伴い、「マーケティング部」「コマーシャルエクセレンス部」「コミュニケーションエクセレンス部」は解消する。
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