セブン&アイ・ホールディングス、北米好調で中期経営計画を刷新

粧業日報 2023年4月13日号 1ページ

カンタンに言うと

  • コンビニ、スーパーストアの連携を
  • 食のシナジーを中心にした戦略を、FFのノウハウでグローバル成長
  • 7NOWの参加店は直近で約4000店に
  • 利益成長が可能な収益構造の実現へ
セブン&アイ・ホールディングス、北米好調で中期経営計画を刷新
 セブン&アイ・ホールディングスはコンビニ事業を核としたグローバル成長戦略を推進している。食をドメインとし、その競争力の源泉であるスーパーストア事業で培った調達力、ネットワークを国内外のコンビニ事業にも転用する。

 北米のコンビニ事業が好調に推移していることから25年を最終とする中期経営計画を刷新した。コンビニ事業の多様化を進めながら、スーパーストア事業とのMDやインフラの共用で中核企業のイトーヨーカ堂との連携を強化する。

 国内でコンビニ、スーパーストアを融合した新フォーマットの開発に着手する。一方、イトーヨーカ堂はドメインを明確にするうえで、アパレルから撤退すると同時に、エリアを首都圏中心とし14店の追加閉鎖を決定した。

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