10年後の紙おむつ・生理用品、高付加価値品で市場活性化を

週刊粧業 2023年10月16日号 82ページ

カンタンに言うと

  • (1)ベビー用紙おむつ、パンツタイプが成長傾向プレミアム品の提案進む
  • (2)大人用紙おむつ、高齢化の伸展で伸長傾向続くニーズの細分化に対応する商品を
  • (3)生理用品・軽失禁ケア、対象人口の減少で規模縮小フェムテックによる市場活発化を
10年後の紙おむつ・生理用品、高付加価値品で市場活性化を
 紙おむつ市場は、2022年のベビー用が、前年比0.4%増の約1441億円、大人用が前年比4.2%増の1150億円となった。

 ベビー用は昨年比で微増となったものの、少子高齢化の影響は大きく、今後のベビー用市場はさらなる規模の縮小が予想される一方で、大人用市場は介護人口の増加により拡大傾向にある。

 生理用品市場(生理用品売場の軽失禁含む)は減少傾向で、生理対象人口の減少の影響が考えられる。

 今後も少子高齢化が加速していく中で、対象人口が減少を続けるベビー用と生理用品に関しては、市場規模の維持・拡大に向け、メーカー各社が高価格・高付加価値商品の提案によって、商品単価を上げるよう取り組んでいるが、未だ有効な施策が打ち出せていない。

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